お客さまは、自分にとってメリットのある話を、できるだけ
1)わかりやすく
2)端的に短く
聞きたいものです。
私たちが、何かの問題解決をしたいとき(買い物も含め)
同様のことを相手に求めるはずですよね。
そのためには、まずお客さまのお求めになっている事を
じっくりヒヤリングすることが大切ですね。
しかし、今回はあくまでヒヤリングが十分に行われた前提で
「話す力」についてお伝えします。
先述した「端的に話す」についてですが
「エレベータートーク」の練習をおすすめいたします。
「エレベータートーク」とは、もともとは起業家が集まる
アメリカ・シリコンバレー発祥のビジネス文化。
同じエレベーターに乗り合わせた際に話せる30秒程度の短い時間で、
起業家が、投資家に対して事業内容の魅力をわかりやすく簡潔に伝える会話術のことをいいます。
30秒ですよ(笑)
たった30秒で、自分の提案やアイデアを印象付け、感情を揺さぶるプレゼンテーションスキル
欲しいですね!
競争の激しい米国のビジネス社会で、成功するために必須のスキルなのでしょう。
そこで、30秒とは言いませんが1分間プレゼンのトレーニングは大変に効果的です。
私の行うエステサロンさま研修のカリキュラムには欠かせません。
カウンセリングでのプレゼンは7分間が大切だとお伝えしています。
1分間プレゼンのトレーニングを積み重ねると、7分の感覚も身につきますね。
日頃、ロールプレイングをされるなら、ひとつの商品(技術)について
ぜひ1分間×◯回というロールプレイングをおすすめします。
- 具体的にどのように話すか?
PREP(プレップ)法を使って参考にスクリプト(台本)を作成するのです。
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①P=Point(結論)私はこうしたい
②R=Reason(理由)なぜなら理由はこうだから
③E=Example(事例、具体例)たとえばこういうことがある
④P=Point(結論を繰り返す)だから私はこうしたい
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結論:脚のむくみとりには、この着圧ソックスが最強です。
理由:なぜなら、足裏にあるウェーブ構造が足に溜まった血液やリンパ液を
下からグングン押し上げてくれるから。
具体例:たとえば夕方になったらブーツが閉まらない!なんてこと経験ないですか。
これは、重力の影響でリンパ液の流れが悪くなり
余分な水分が足に溜まりむくみが原因なのです。
結論:だから、この着圧ソックスを履いているだけで、いとも簡単に
血行を良くし老廃物を流すことで足のむくみをとってくれるのです。
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〈PREP法のポイントは接続詞〉
理由の前に「なぜなら」をつける
具体例の前に「たとえば」をつける
最後の要点をの前に「だから」をつける
まずは、接続詞を意識して練習することで上達しますよ。